タカの本格的な渡りシーズンが間もなくやってきます。武山での2014年シーズンの観察は、9月20日~10月13日の間で行う予定です。午前中のみの観察で、雨天・荒天中止となります。さわやかな秋晴れの日はぜひお越しください。
8月31日は調査員の目慣らしを兼ねて山頂展望台で観察を行ったところ、サシバ、ノスリ、オオタカ、ツミ、ハヤブサ、チョウゲンボウが観察されました。サシバやツミ、チョウゲンボウは、武山の丘陵地から三浦市方向へ飛去していきましたが、渡りかは判断できませんでした。この季節のタカは広範囲を自由に行き来しているように思え、個体追跡して経路を確認しない限り、渡りと判定するのは難しいように思います。ただし、観察したほとんどの種類のタカは、夏季は当地周辺で生息していないので、どこからか移動してきたに違いありません。