2004年秋期タカの渡り結果

横須賀市武山山頂展望台(アゼリアハウス)

場所 神奈川県横須賀市武1丁目(武山:たけやま)
(標高200.4m 北緯35°21′ 99.33″ 東経139°65′ 57.00″)

調査 三浦半島渡り鳥連絡会

2004年 武山の記録

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月/日 天 候 時 間


















備 考
    439 15 3 0 5   462  
10月17日 6:15-12:30             0 (渡り)なし(非渡り)オオタカ、ハヤブサ幼、ノスリ(ほか)アマツバメ(37+)
10月16日 6:00-11:00             0 (渡り)なし(非渡り)ノスリ(成)、オオタカ(幼)、ハヤブサ(成)(ほか)アマ
ツバメ211、ショウドウツバメ75、ツバメ3、ビンズイ1、キビタキ1、メジロ49、イカル4
10月15日 快晴 6:45-11:00 0           0 (渡り)なし(非渡り)オオタカ幼1、ハヤブサ2、ハヤブサ?1,チョウゲンボウ2(ほか
)アマツバメ16+、カケス、エゾビタキ、モズ♂♀
10月14日 6:15-10:00 2           2 (渡り)サシバ2(非渡り)ノスリ、ツミ、(ほか)イワツバメ10、トケン1
10月13日 雨天中止                
10月12日 観察せず                
10月11日 雨天中止                
10月10日 7:00-10:50 0           0 (渡り)なし(非渡り)ノスリ1(ほか)アマツバメ
10月9日 雨天中止                
10月8日 曇→雨 6:30-6:45               降雨中止
10月7日 6:00-13:00 43 1 3   1 ハヤブサ 48 (渡り)サシバ43、ハチクマ1、ノスリ3、ハヤブサ1(非渡り)チョウゲンボウ、ツミ
オオタカ、ミサゴ(ほか)アマツバメ34、イワツバメ2、ビンズイ1、メジロ69、カケス1
10月6日 6:15-12:30 50 3         53 (渡り)サシバ50、ハチクマ3、(非渡り)チョウゲンボウ1、オオタカ幼1、ノスリ1
ハイタカsp.1(ほか)カケス1、アマツバメ5+、ツバメ3+
10月5日 雨天中止                
10月4日 雨天中止                
10月3日 雨天中止                
10月2日 快晴 6:00-11:00 0           0 (渡り)なし(非渡り)オオタカ1(幼)、ハイタカsp.1(ほか)アマツバメ31、ツ
バメ4、サンショウクイ2、ビンズイ1、エゾビタキ4、カケス5
10月1日 6:00-13:10 305 5     2 ツミ 312 (渡り)サシバ305、ハチクマ5、ツミ2(非渡り)ミサゴ1、ノスリ1、チョウゲンボ
ウ1(ほか)アマツバメ16、ツバメ3、エゾビタキ1、カケス1、アオサギ28+シラサギ2
9月30日 6:45-12:00 0           0 (渡り)なし(非渡り)サシバ1、オオタカ2、(ほか)トビ、コジュケイ、キジバト
ヒヨドリ(9羽の群れ)、コゲラ、モズ、ウグイス、メジロ、ハシブトガラス
(畑にて)ヤマガラ、コサメビタキ、エゾビタキ
9月29日 6:30-12:30 18 3         21 (渡り)サシバ18、ハチクマ、3(非渡り)オオタカ、チョウゲンボウ(その他)オオ
ルリ♂、♀ 、ノビタキ、エゾビタキ、アマツバメ、モズ
9月28日 6:30-14:30 20 2         22 (渡り)サシバ20、ハチクマ2(非渡り)サシバ(地付)、オオタカ、ツミ、ハヤブサ、
チョウゲンボウ、ノスリ、ミサゴ、チュウヒsp.
9月27日 雨天中止                
9月26日 6:30-10:30 0           0 (渡り)なし(非渡り)ツミ1、オオタカ1(幼)、ミサゴ
9月25日 8:00-12:00 0           0 (渡り)なし(非渡り)ノスリ1、チョウゲンボウ1、ハヤブサ1(ほか)エゾビタキ3、
キビタキ1、
9月24日 6:30-12:20 0 1         1 (渡り)ハチクマ1(非渡り)チョウゲンボウ1、オオタカ1(幼)、チゴハヤブサ
1、ノスリ1(ほか):トビ、キジバト、コゲラ、メジロ、シジュウカラ、ハシブト
ガラス、
9月23日 6:00-12:30 0       1 チゴハヤブサ 1 (渡り)チゴハヤブサ1(成)(非渡り)オオタカ1(幼)、ツミ1、ノスリ1、
チョウゲンボウ1(ほか)アマツバメ763、ツバメ7、アサギマダラ1
9月22日 7:00-11:00 0           0 渡りなし、(非渡り)オオタカ(8:30)ショウドウツバメ(同じ個体?2羽、
9:00頃まで度々出現)他に、トビ、ハシブトガラス、コゲラ、メジロ、シジ
ュウカラ・ヤマガラ
9月21日 9:00-12:00 0           0 (渡り)なし、(非渡り)ノスリ1
9月20日 6:00-12:00 0           0 渡りなし、(非渡り)チョウゲンボウ1、ハイタカ1、他にエゾビタキ、コサメビタキ
9月19日 5:54-11:35 0           0 渡りなし、(非渡り)オオタカ2、ハヤブサ1
9月18日 6:20-11:30 0           0 渡りなし、(非渡り)オオタカ2、ノスリ1、チョウゲンボウ1、(ほか)アマツ
バメ12、ツバメ1、サンショウクイ2、アサギマダラ4
9月16日 快晴 6:30-11:00 1           1 非渡り:アマツバメ6、オオタカ1、サシバ2、他にトビ、ハシブトガラス、
メジロ、ウsp、チョウゲンボウ、コジュケイ、モズ、コゲラ
9月12日 晴→曇 5:55-10:00 0           0 非渡り:サシバ1、オオタカ1、ノスリ1、チョウゲンボウ1(ほか)
ツバメ4、エゾビタキ1
8月22日 6:10-8:50 0       1 ツミ 1 非渡り:サシバ幼鳥8

コメント

月/日 コメント
10月17日 北東の風、5、視界:良好、気温:16℃(At 8:30)本堂上空方向遙か遠方に約100羽の群れが南西に密集して飛んで行くところを発見。カモのようであったが遠すぎて識別できなかった。天候、風向きなどタカの渡りには絶好の条件と思われたが、サシバの渡りは観察できなかった。観察者7名(須藤)
10月16日 北東の風:4-5、視界:やや悪、気圧:1022hPa(9:00) 観察者:10名 前線が北上してしまい、晴の予報のはずが曇天の武山。北東の風が吹いて寒い上、タカ類の渡りは確認できず。ハヤブサは通研のテラスに計2時間15分ほどとまっていた。寒くなって小鳥類の移動が活発になってきた感じ。ショウドウツバメは約70羽の群がカ柱みたいになりながら南へ移動して見応えありました。ほかにヒヨドリ、キジバトなども飛び回っていました。(宮脇)
10月15日 北東の風、風力4-5、視界良好、気温15→19℃、コンディションは絶好。伊豆半島、筑波山まで見える。天気良し、風良し、視界良しの好条件したが渡りのタカはなし非渡りのタカが頻繁に現れ楽しませてくれた。観察者6名。(柴田)
10月14日 北東の風、風力3-4、視界良好、気温15℃、小田谷さんによると、6:25頃のサシバ成鳥と幼鳥各1で、成鳥は左の次列風切が2枚ほど抜けていたそうだ。7:25、のトケンは小田谷さんの観察で、ツツドリ赤色型らしいが?とのこと。7:20のツミは非常に近くまで来て、小鳥を襲ったが、捕らえたかどうかは不明。観察者3名。(阿部)
10月13日 朝からそぼ降る雨。予報だと明日は曇だそうですが、どうでしょうか。(阿部)
10月12日 「平日会員」が所用で行けず。結局だれも観察していなかった様子。ニュースを見て、観察場所のすぐ下で、早朝若い女性お二人が亡くなっているのが発見されたそうで、驚きました。ご冥福をお祈りします。(阿部)
10月11日 9時近くに観察場所へ行ってはみたものの、かなりの雨。帰り道で横浜から来られたというご夫婦にお会いしたので、今日は中止にしましたとお伝えした。晴れるはずだったのに、残念。(阿部)
10月10日 北東の風、風力3-4、視界やや良、気温:18℃、観察者:6名。予報に反して晴れず。房総は見えるが、この時鎌倉方面は雨。明日に期待。(阿部)
10月9日 台風22号、横須賀を直撃。各地で土砂崩れ。鎌倉では死者も。(阿部)
10月8日 北東の風、風力2-3、視界:不良、早朝は曇だったが、6:30頃から雨。観察者4名。台風22号が接近。明日は直撃。10日からは天気が回復しそうです。(阿部)
10月7日 北東の風、風力4→1、気温:16→24℃、気圧:1021hPa(8:30)視界:良→やや良→良 観察者約30名、期待したほどは飛ばなかったが、頭上を行くサシバ、そして同じくハヤブサ成鳥の帆翔は頭上間近で圧巻だった。(阿部)

武山上空のハヤブサ(撮影:M.阿部)

20041007_h01

 

10月6日 北東の風、風力:4→0、気温20℃(9:00)視界:良好、観察者:8名+、早朝は霧、7時頃から視界が良くなり、展望台上空を低い高度で通過していった。雨の翌日は飛ばない、というジンクスが破られたようです。明日はどうでしょうか?(阿部)

武山上空のサシバ(撮影:M.阿部)

20041006_s01

 

10月5日 明日は晴れそうですが、風が北東ではなさそう。はたして飛ぶでしょうか?
10月4日 秋雨前線が太平洋岸に停滞していて雨。しばらく続くもよう。
10月3日 野鳥の会神奈川支部では4カ所同時に観察を予定していましたが、雨天のため武山は中止。しばらく雨が続きそうです。次に飛ぶのはいつ?(阿部)
10月2日 南西の風、風力:2-3、気圧;1014hPa、晴れて視界は良いが、弱い南の風で、一羽も飛ばず。25名の観察者をがっかりさせた。
10月1日 北東の風、風力4-5、気温20℃→22℃、視界良好、気圧:1017hPa、観察者:約25名、サシバ50以上、35以上等の群が通過。頭上でタカ柱!待ちに待った日がやっと・・・
9月30日 南西の風 風力6→0、気温:25℃→31℃。視界:良好(伊豆大島がうっすらと、箱根・伊豆半島がくっきりと見えた)観察者7名。サシバが一度出たが、渡らず。オオタカ幼がトビに絡まれた。
9月29日 北東の風 風力5-6、気温:20℃ 視界やや悪い(房総半島うっすら見える)観察者7名。きょうの武山は、曇りであまり好条件ではなかったですが、サシバ、ハチクマが少し渡りました。正午頃渡ったハチクマは頭上近くで旋回、顔つきまでシッカリ見れました。(柴田)
9月28日 北東の風:風力5-6、昼は1、視界:やや良(房総がうっすら見える)、気温21℃、観察者:13名、朝一番は雲も低く、視界も悪く今日もダメかと思いましたが、7:30頃より急速に空模様が回復し、今年最初の渡りの好条件となりました。最初の本格的な渡りが観察出来、また色々なタカが現れ感激の観察でした。(柴田)
10羽ほどのサシバの群れが二度通過した頃は、まだ低い雲が南西に流れる曇り空で、切れ間から僅かに上空の白い雲と青空がのぞいている状況で、サシバの渡りは期待しておりませんせんでした。そして突然上空低いところにサシバ1羽が現れ、直ぐに本堂上空に7羽の群れが見つかりました。予想外の出来事に皆大喜びでした。低い雲が消えて良い状態になってからは2羽が渡っただけですが、色々なタカが現れてサービスしてくれました。魚を掴んだミサゴが上空を飛んだり、トビにモビングするツミや、オオタカ、チョウゲンボウ、ハヤブサなどが姿を見せてくれました。私が早退した後には、ハチクマの渡りやノスリが観察されたそうです。(須藤)
9月26日 北東の風:4-5、視界:不良、観察者:8名
9月25日 北東の風:4、視界:不良、観察者:1名
9月24日 北東の風:5、視界:不良、観察者:6名、気温:22度、辛うじてハチクマ1羽の渡りを観察しました。(須藤)
9月23日 北東の風:4、視界:やや悪い、観察者:15名、気温:22度(8:00)、気圧:1017hPa(8:30)上空は雲が多く、房総も見えず視界はやや悪いが、飛べない条件ではない。サシバは飛びませんでしたが、アマツバメは過去最高と思われる数を記録しました。チゴハヤはあちこち飛び回り狩をしながら移動しているようなので、サシバのように明確に渡りと断定するのは難しいですが、飛去方向にあまりこだわらず渡りとして記録しました。(宮脇)
9月22日 南西の風、2-8m/sec、視界:良、観察者3名。今日もタカの渡りは観察できませんでした。(須藤)
9月21日 南西の風:6メートル、観察者:2名
9月20日 曇りがちだが、視界は良好。北西の風2~3。気温28℃。風が北東ではないので、飛ばない。9:55のチョウゲンボウは非常に高く上昇し、鋸山方向へ飛去して見失う。8:00のハイタカも非常に高く上がり、北東から南西方向へ飛去。エゾビタキ、コサメビタキは展望台下のサクラの枝に止まって、耕作地方向へ飛去。北東の風が吹くのはいつ?観察者9名(阿部)
9月19日 西南西の風、風力2-3、時に5。オオタカは3度ほど見ました。終了間際にハヤブサ1が急降下して、小鳥らしいものを掴んで砲台山の鉄塔へ止まったがすぐに飛び出してしまった。(阿部)
9月18日 南西の風:2-3、視界:良、観察者:7名、今日の武山は南西の風。つまりいつもとまったく逆風でした。(宮脇)
9月16日 風速:5m/sec(10時頃には無風状態に)視界:比較的良好、他の観察者:なし。サシバが1羽渡ったようです。(初声上空で旋回しているところを発見してプロミナでフォロー。西に移動しつつ旋回して高度を上げ、遂にケシ粒となって消えた。)帰途、畑に40分ほど寄りましたがエゾビタキなどの姿は確認できませんでした。(須藤)
9月12日 北北東の風:3→2、視界:良 どのタカも渡るそぶりは見せず。半島南部での渡り開始はまだ先のようです。エゾビタキをこんなに早い時期に見たのははじめてかも。峯山では11:25にアカハラダカの成鳥が武山の方から低く飛んできたという話です。台風の当たり年と関係があるのでしょうか。(宮脇)
8月22日 北北東の風力2-3、サシバが時々舞い上がってきては砲台山や津久井の方へ降下していくのを観察していると、いつの間にかサシバが頭上に集まってきて、幼鳥ばかり8羽にもなり、互いに追いかけっこや山頂の木やアンテナにとまったりして遊んでいるようでした。はるか高い空をツミが1羽旋回して、北西へ滑翔していくのを観察することができました。(宮脇)

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