気温・湿度共まだ高く、本格的な渡りはまだ先かな・・。
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晴れの予報が外れて三浦半島は終始曇りがちで、一時霧雨も舞う始末。タカの姿も少なく、サシバの渡りは北寄りを通過した1羽のみ。サンショウクイ2羽が頭上を飛んで展望台近くのサクラに飛来してくれたのが、今日一番の盛り上がり(汗)。 本日より1か月間の重点調査開始。曇だが風と視界は良し。北は筑波山まで見える。しかし、南の三浦半島沖には降水雲があって北上してくる。トビもツバメも見ないまま、雨が降ってきたため中止。 北東の風。朝は雲が低く、霧も出て視界不良だったが、10時頃に改善して房総半島が良く見えるようになった。積雲があちこちに立ち、所々で雨が降っているのが見える。サシバは出ても低く渡らず。終了間際に今シーズン初認のノスリが房総の方に去るのを見た。 渡り向きの北東風。視界は良→やや不良。サシバは時々上がり、4羽が広範囲を飛び続け、観音崎方向へ滑翔していった。渡りとするか難しいところ。好条件の割りにタカの出は悪かった。ツバメの群が次々通過していった。 弱い南風。視界は良く、房総、大島がきれいに見える。この時期にしては珍しくサシバ2ケタの渡りを記録。群で高く上がっても大概は解散して降下してしまうのだが、今日は10羽と5羽の群が時間をかけながらも北西~北へ滑翔していった。 トウゾクカモメはキャップが明瞭なものの体下面や翼下面に縞模様の残る個体だったため、おそらく第2回夏羽。 セグロアジサシは採餌行動などは見せず、強風に吹き戻されつつも沖へ飛び去った。 オオミズナギドリは城ヶ島付近で鳥山を作っていたため、ダブルカウントしている可能性あり。 アジサシ類20±は一つの群れで相模湾内へ。 ハイライトはトウゾクカモメの成鳥夏羽。突然現れ、岩礁より手前をウミネコかトビのように空バックで飛び去りました。 アジサシ類2羽は7時34分に通過。小型で上面が一様に白っぽく見えた。岸から遠ざかるように飛んだため頭部まで確認できず。 アカアシミズナギドリは7時47分にオオミズナギドリに混じって飛ぶ。換羽していない幼鳥で、摩耗していないからか比較的黒っぽく見えた。 トウゾクカモメは7時49分に300mほどの距離で発見するも、南方向に飛んだためすぐに遠ざかる。この個体、スプーンがなかったため若い個体(第2回または3回)かもしれない。 本日のハイライトは9時16分にやや近くを飛んだオーストンウミツバメ。比較的ゆっくりと飛んだため、翼上面の翼帯と腰の色まではっきりと確認できた。 波は穏やかで鳥を探しやすかったものの、予報ほど風は強くならなかったためか全体的に鳥との距離は遠かった。 カンムリウミスズメは2個体とも繁殖羽。トウゾクカモメ類6羽の内、4羽は群れで通過。 |
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