観察時刻 | 7:10 – 11:30 | 観察者 | 3名 |
天候 | 晴れ | 気温/気圧 | 16℃ – 20℃ / hpa |
視界 | 不良 | ||
風向 | 北東 – 北東 | 風力 | 3 – 3 |
本日の集計
種名 | 学名 | 渡り | 非渡り | 逆渡り |
オオタカ | Accipiter gentilis | 0 | 2 | 0 |
ハイタカ | Accipiter nisus | 0 | 1 | 0 |
ノスリ | Buteo buteo | 0 | 2 | 0 |
コメント
当初見えた房総半島は,8時には見えなくなった。渡りはなし。ノスリ,ハイタカ,オオタカを写真に撮ってくださる方がおられるので,疑問があるものは写真判定させていただいた。特にハイタカは勉強になった。小鳥類はなし。おそらくスキル不足によるもの。
1991年10月15日にサシバ約80羽の渡りを展望台で観察した,という記録が残っていたため,念のために今日まで観察した。
気象庁のホームページでは,過去の気象データが検索できる。
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/index.php
そこで,1991年10月の神奈川県・三浦市の降水量・気温・風向・風速・日照時間を調べてみたところ,興味深い結果が得られた。
この月は,1日に80mmの降水量があり,11時間も降り続いた。
2日も雨が残ったが,天候が急激に回復し,5日まで晴が続いた。南寄りの風が5日に北東に変わったため,おそらくこの日に相当数のサシバが渡ったと思われる。
ところが,6日以降,14日まで雨が降り続き,15日に上がった。風は北東で晴れたため,足止めを食っていた残りのサシバが一気に飛んだと思われる。
私はたまたま,その日に見たのであった。「そうだったのか!」という思いである。
このことから,1991年10月15日は特別な日だったことが分かり,当初,自主観察は20日までを予定していたが,本日で終了する。
またハイタカなどの逆渡りがあるので,時々は観察したい。(阿部)
(三鳥連)
武山 2012年 秋季の集計はこちら
タカの渡り 速報 武山 2012/10/17