海は穏やかでハシボソミズナギドリが流れるように次々と通過していく。コシジロアジサシは右に左にふわふわと飛びながら潮目沿いに採餌を行っていた。アカエリヒレアシシギは潮目上に着水。
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海は穏やかでハシボソミズナギドリが流れるように次々と通過していく。コシジロアジサシは右に左にふわふわと飛びながら潮目沿いに採餌を行っていた。アカエリヒレアシシギは潮目上に着水。 その他にミサゴ1、クロサギ2、ツバメ1。 ザトウクジラと思われる大型鯨類が2回ブリーチングする。いずれも伊豆大島とブイの間辺りで、距離は10~15㎞程。 5月定例。雨上がりの城ケ島。青空が広がって視界良く、北風で爽やか。しかし、鳥は遠く、少ない。時々、クロアシアホウドリがゆったりソアリングし、ハシボソミズナギドリが高速で通過していくのを見る。アビ類、トウゾクカモメ類、ウミスズメ類は見なかった。他、コシアカツバメ1など。 コロナの影響でしばらく中止していた船上観察会ですが、2019年6月以来およそ3年ぶりに開催することができました。うねりがあって、時々通り雨に会いましたが、何と言っても海の上は気持ちいいですね(叫びたいくらい!)。そして、前半は潮目を見つけれらず苦戦しましたが、後半は城ケ島南5㎞沖で良い潮目に当たったことで、カンムリウミスズメ15、アカエリヒレアシシギ1、アカアシミズナギドリ1などに出会うことができました。城ケ島など、陸地からの観察ではカンムリウミスズメが以前より見る機会が減ってしまった印象がありましたが、沖には健在であることが確認できたのは収穫でした。 <観察された海鳥他>クロアシアホウドリ13、オオミズナギドリ120、ハシボソミズナギドリ14、アカアシミズナギドリ1、ヒメウ26、アカエリヒレアシシギ1、アジサシ1、カンムリウミスズメ16、ウミスズメ類2、ハナゴンドウ5+、アカウミガメ1死体 など。(写真は、左からクロアシアホウドリ、カンムリウミスズメ、アカアシミズナギドリ 吉崎駿氏撮影) 風の割に結果は振るわず。目の前を通過したシロハラトウゾクカモメと、ユリカモメ・ウミネコと順に襲ってウミネコから餌を奪取したクロトウゾクカモメがハイライト。もう1個体のクロトウゾクカモメは内陸側(城ヶ島大橋の上あたり)を通過。 沖をハシボソミズナギドリが絶えず流れており、その中を次々とトウゾクカモメ類が通過していく。8時くらいまで頻繁に飛び続け、今季初のトウゾクグランドスラムを達成。 特に多かったのはシロハラトウゾクカモメで、5羽の群れや潮目沿いで採餌をするところを観察。オオトウゾクカモメも好調で、圧巻の6羽。今季初のオーストンウミツバメも1羽遠くを直線的に羽ばたきながら飛んで行った。 |
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