城ヶ島沖の海鳥観察 2022

城ヶ島沖の海鳥観察 2022/06/26

6月定例。金曜から3日間、南西強風が吹き続けた。オオミズナギドリの河は近く、ハシボソ・ハイイロミズナギドリが混じるが、珍しくハイイロの方が多い。朝早くには、アカアシカツオドリとオオアジサシが出た。11時で終了後、周辺のゴミ拾いを行った。コロナ禍は続くが、今年の定例は6回とも開催することができました。観察にゴミ拾いにご協力いただいた皆様、ありがとうございました!

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城ヶ島沖の海鳥観察 2022

城ヶ島沖の海鳥観察 2022/06/11

風はほとんどなし。終始曇り。視界はよく、陽炎などがないため、ブイはくっきり。大島・伊豆とも平地はよく見えていたが、山腹から山頂部分は雲に覆われたため富士山は見えず。また、時間がたつにつれて、視界の明瞭さが失われていった。 オオミズナギドリは、常に飛んでいたし、ところどころ10羽前後で浮いていた。割と近め。 ハシボソミズナギドリも飛んでいたが、5日よりは少なく遠い。単独で数羽が浮いていたが、明らかに動きが鈍く、船がきてもぎりぎりまで動かず、飛んでもすぐに着水していた。 トウゾクカモメは、遠く、種まで区別できなかったが、視界が良好のために終始はばたく様子やシルエットなどでミズナギドリと区別できた。 オオトウゾクカモメは、オオミズナギドリが浮いているところに突っ込み、オオナギが飛び立ったときの大きさの差や、太くたくましい羽根の羽ばたきなどからオオトウと判断した。 クロアシアホウドリは、遠いものがほとんどだったが、周りのミズナギドリとのサイズ比や長い翼のシルエット、飛び方などから割と容易に識別できた。8時台と10時台は立て続けに見つけることができたので、この時期相模湾にいることは間違いなと思う。 ほかに、カワウ、ウミネコ、トビ、スズメ、ハクセキレイ。

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城ヶ島沖の海鳥観察 2022

城ヶ島沖の海鳥観察 2022/06/05

最初は抜群の視界。陽炎などがなく、ブイの向こうを通る船名が読み取れたり、 伊豆半島はもちろん、大島の山腹の建物まで見えた。しかし、時間が経つにつれて視界は普通程度になる。また富士山は雲で終始見えなかった。 オオミズナギドリは、普段と同じか多少近めの場所を時間中常に飛んでいる状態だが、4羽/分(7時)、15羽/分(8時)、60羽/分(9時)、5羽/分(10時)と推移。 もっとも、計測直後に数十羽の塊が来たり、その後カタンと飛ばなくなったり 変動が激しい。 ハシボソミズナギドリはオオミズナギドリより近い位置を同じように東に向かって飛び続けていた。(2羽/分(8時)、2羽/分(9時)、7羽/分(10時))こちらも数の変動が激しい。そのグループとは別の動きをしていたのが、「地付き」とでもいえそうな20~30羽で、更に手前の岩礁の向こう側に浮いていたり、普段ウミウやクロサギが飛ぶようなコースを右から左へ、しばらくすると左から右へと、行ったり来たりしていた。その中に数羽ハイイロミズナギドリが混じる。(動き回っていたため確認できたのは2羽) 更に「地付き」の浮いている奴の中には、ぐったりとしてただ浮いているだけのものもいて、釣り船が突っ込んできたときも、ごく近くまで来るまで飛ばず、ひかれたかと思った。既に亡くなって浮いているのもいた。 トウゾクカモメは、オオミズナギドリのカウントを終えたところでブイを通過するのを発見。距離が少しあって、尾羽も短かったが、羽の太さや体型からトウゾクカモメと判断。 オーストンは現場では気が付かず、ハシボソミズナギドリの写真の中に写りこんでいた。 ヒメウは岩礁近くに着水した後、中央の一番高さのある岩礁のてっぺんに上がって、羽を乾かしていた。幼鳥らしい褐色の体だが、首のまわりなどは緑色の光沢色になっていた。 ほかに、ツバメ、トビ、スズメ、ハクセキレイ。

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