2日間南西の風が吹き続けた城ヶ島。 トウゾクカモメ類が好調で特にシロハラトウゾクカモメは最大7羽の群れで通過するなど個体数が多かった。トウゾクカモメは距離は遠かったもののオオミズナギドリへの盗賊行為を観察。クロトウゾクカモメは西方向の海上で発見した個体がどんどんとこちらに近づいてきて最終的に我々の真上を通過していき、これには観察者一同から歓声が上がる。最後にオオトウゾクカモメが向かい風をもろともしない力強い飛翔で通過していき4種達成。 その他にはカンムリウミスズメが3桁を超え、1~4羽ほどの群れがひっきりなしに相模湾内から南へと飛んでいった。 オーストンウミツバメは早朝に相模湾内から南方向へ波間に隠れながら飛翔。 他にもアカアシミズナギドリやカツオドリもあらわれ、この時期に観察することができる種がほとんど出現した忙しい観察となった。