5月の定例。雨のため開始時間が遅れる。オオミズナギドリの川は途切れず続き、その中をハシボソミズナギドリ(ハイイロを含んでいるかもしれない)が混じって通過する。オオミズナギドリは時間経過とともに数が減って行くが、ハシボソミズナギドリは大体1時間400羽くらいのペースで東進し続けた。9時過ぎにはオオミズナギドリの川の中を全身黒褐色で嘴だけピンクのアホウドリの幼鳥がゆったり通過して行った。
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5月の定例。雨のため開始時間が遅れる。オオミズナギドリの川は途切れず続き、その中をハシボソミズナギドリ(ハイイロを含んでいるかもしれない)が混じって通過する。オオミズナギドリは時間経過とともに数が減って行くが、ハシボソミズナギドリは大体1時間400羽くらいのペースで東進し続けた。9時過ぎにはオオミズナギドリの川の中を全身黒褐色で嘴だけピンクのアホウドリの幼鳥がゆったり通過して行った。 昨日から南西強風が吹いている城ケ島へ。ミズナギドリが近い。今月少数しか飛んでいないハシボソミズナギドリが次々に東進していく。混じってオーストンウミツバメが単独で計10羽が通過した。ハイイロミズナギドリも飛んでいたかもしれないが確認出来なかった。 今年2回目の船上調査。明け方まで吹いた強風の影響でうねりが残り、出港できたものの船はぐらんぐらん揺れました。にもかかわらず早々に流れ藻など大量の浮遊物が浮く良い潮目に当たり、その潮目沿いのあちこちでアカエリヒレアシシギを見ることができました。潮目沿いでは他にシロハラトウゾクカモメ、オーストンウミツバメ、コシジロアジサシなどを見ることができ、潮目を利用して採食している様子が伺えました。一方、ウミスズメ類は不調で確認できたのはカンムリウミスズメ5羽だけ。よい潮目にカンムリウミスズメは付き物だっただけにこの少なさは意外でした。 <観察された海鳥他>シロエリオオハム5、クロアシアホウドリ8、オオミズナギドリ150、ハシボソミズナギドリ3、オーストンウミツバメ1、ウミウ4、キアシシギ6、アカエリヒレアシシギ215、トウゾクカモメ1、シロハラトウゾクカモメ2、アジサシ52、コシジロアジサシ4、カンムリウミスズメ5、ハナゴンドウ15 など(写真は、コシジロアジサシ、シロハラトウゾクカモメ、クロアシアホウドリ、オーストンウミツバメ 島野 紗帆氏撮影) 雨で視界不良。オオミズナギドリは初めのうちは東進していたが、すぐに西進するようになった。ウミスズメは海面に浮いているのを見た。 波風穏やか。シロエリオオハムは高く飛ぶ個体・小群が多く、背後の海峡上空を東進することもあった。アジサシは相模湾内で50と150の群。ダイビングが落ち着くと湾外へ移動していくのを見た。ほかにダイサギ1、チュウサギ7、ツバメ4、ハナゴンドウ4など。 南西の風が吹き、オオミズナギドリは多数岸近くを飛ぶが、トウゾクカモメ類はさっぱり。やはり今季はトウゾクカモメ類は不調傾向。5月のアホウドリは稀。若い個体でゆったりとソアリングしながらオオミズナギドリの帯よりさらに遠くを東へ飛んでいった。アジサシは初認。100羽の群れは見ごたえがあった。 風がないのに波は高いという状況で鳥たちはソアリングはしないが波間に隠れるので見つけにくい状況。 シロエリオオハムが9羽の群れで通過したのがハイライト。 |
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