今年3回目の船上調査は曇り空のもと無事出船。珍しく終始弱い南寄りの風の日で波も比較的穏やかで潮を被ることはありませんでした。今回もはっきりとした潮目は見当たらなかったものの薄く拡散した潮目状の海域で点々と浮くカンムリウミスズメを計48羽見ることができました。ヒナを連れた家族群も2つおり(過去最早タイ記録)、相模湾が本種にとって引き続き重要な海域であることを確認できました。また、城ケ島からの観察状況からも分かるとおり、今年はハシボソミズナギドリよりハイイロミズナギドリの方が非常に多く、今回の船からも飛翔したり海面に浮くハイイロミズナギドリを43羽確認できました(ハシボソは13羽)。オオミズナギドリの群に混じるなどしていたアカアシミズナギドリも7羽観察され、特異なシーズンを象徴する船上調査結果となりました。<観察された海鳥>シロエリオオハム1、クロアシアホウドリ3、オオミズナギドリ1160、アカアシミズナギドリ7、ハイイロミズナギドリ43、ハシボソミズナギドリ13、オーストンウミツバメ2、カツオドリ1、ハイイロヒレアシシギ9、アカエリヒレアシシギ16、トウゾクカモメ1、アジサシ53、ウミスズメ4、カンムリウミスズメ48(雛3羽含む)、ウトウ1、ハナゴンドウ67、スジイルカ100±など(写真は、ハイイロヒレアシシギ、ハイイロミズナギドリ、アカアシミズナギドリ、カンムリウミスズメの親子 吉崎 駿氏撮影)




