By 三鳥連, on 2019.05.07
今シーズン3回目の船上調査。未明に風雨が強まりましたが、集合時間には晴れて穏やかになり、無事出船することが出来ました。港を出てすぐのところで群れるアジサシに突っ込んできたクロトウゾクカモメ(しかも暗色型と淡色型の2羽)、船の横を追い越して行ったオオトウゾクカモメ、そして過去最も早い時期に確認されたカンムリウミスズメの親子連れなどコーフンの連続する調査になりました。一方、オオミズナギドリは少なく、よい潮目に当たらなかったせいかヒレアシシギ類は確認できないなど、海鳥の個体数としては少ない日となりました。
<観察された海鳥>シロエリオオハム4、クロアシアホウドリ3、オオミズナギドリ108、ハシボソミズナギドリ35、ウミウ10、オオトウゾクカモメ2、クロトウゾクカモメ5、シロハラトウゾクカモメ1、トウゾクカモメ類1、アジサシ17、ウミネコ24、ウミスズメ38、カンムリウミスズメ15、ウミスズメ類9 など。
(写真は、左からウミネコにアタックするクロトウゾクカモメの暗色型、オオトウゾクカモメ、カンムリウミスズメの親子。吉崎駿氏撮影)
By 三鳥連, on 2019.05.04
明日5月5日は城ケ島の長津呂崎の定点で終日海鳥のカウント調査を実施します。なんと、日の出から日の入までぶっとおし! カンムリウミスズメを紹介するミニブースも併設します。みなさん、気軽にお越しください。
日時:2019年5月5日(日)日の出4:46ころ~日の入18:30ころ
場所:城ケ島長津呂崎(いつもの磯の突端か相模亭前付近で行います)
By 三鳥連, on 2019.05.03
三浦半島(葉山町・逗子市・横須賀市・三浦市)で録音した野鳥約150種(2019年4月現在)の音声データを公開しました。
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By 三鳥連, on 2019.05.03
今シーズン2回目の船上調査。城ケ島南沖でいい潮目に出会え、多数のカンムリウミスズメを数えることができました。ダブルカウントは多少ある可能性はありますが、のべ140羽と過去最多を記録。未だ城ケ島からの記録はないのにびっくりの数です。城ケ島沖から江の島沖まで続く約20㎞の潮目沿いでその9割くらいの数を記録しました。ほか、クロアシアホウドリを間近に見たり、ハイイロヒレアシシギを初認することが出来ましたが、アビ類は2羽、トウゾクカモメ類は0など種類は少ない傾向は続きます。
<観察された海鳥>シロエリオオハム2、クロアシアホウドリ4、アホウドリ類1、オオミズナギドリ480、ハシボソミズナギドリ22、ウミウ1、ウ類12、ムナグロ3、チュウシャクシギ12、ハイイロヒレアシシギ2、ツバメチドリ1(死体)、ウミネコ10、アジサシ類2、ウミスズメ41、カンムリウミスズメ140、ウミスズメ類16、ほか、ハナゴンドウ50 など。
By 三鳥連, on 2019.04.06
今シーズン最初の船上調査は無事出船することができました。最初北東風昼頃に止んで午後から南風というよくある風の吹き方。今回はまだ陸上から観察されていないカンムリウミスズメが確認できるか?が目的の一つになりましたが、城ケ島の沖合で辛うじて1ペアを見ただけで、やはり相模湾近海に少ない状況であることがうかがえました。ほかのウミスズメ類等も低調で「沈黙の春」のまま終わるかと思いましたが、城ケ島南西十数キロ沖の海域でカマイルカの大きな群れに連れ添うオオミズナギドリの鳥山の賑わいは見事で、アカアシミズナギドリの初認や海面に浮かぶクロアシアホウドリを間近に見るなどまずまずの船旅になりました。
<観察された海鳥>クロアシアホウドリ2、オオミズナギドリ1240、アカアシミズナギドリ2、ミツユビカモメ3、ウミスズメ2、カンムリウミスズメ2、ウトウ4など。ほか、カマイルカ50-100。
(写真は、左からカンムリウミスズメ、ミツユビカモメ、オオミズナギドリとカマイルカ。藤田惠代氏撮影)
By 三鳥連, on 2019.01.13
日時:1月~6月までの毎月第4日曜日 8:00-11:00 《荒天中止》 ※2018年から終了時間が変更になりました。 ★2019年は、1月27日、2月24日、3月24日、4月28日、5月26日、6月23日 に実施予定です★ 観察終了後に30分程度で観察地周辺のゴミ拾いを行います。都合のつく方はご協力をお願いします。
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By 三鳥連, on 2018.08.31
 武山での2018年シーズンの観察は、9月15日~10月15日の間で行う予定です。午前中のみの観察で、雨天・荒天中止となります。さわやかな秋晴れの日はぜひお越しください。
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By 三鳥連, on 2018.06.24
2018年6月20日に神奈川県横須賀三浦地域県政総合センターより、当グループのこれまでの海岸美化への貢献に対して表彰されました。これまで城ヶ島長津呂崎での清掃活動にご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。これからも微力ながら海岸美化に努めていきたいと思います(写真は6月24日の定例観察会にて)。
By 三鳥連, on 2018.06.03
今年は天候に恵まれず中止続きだった船上観察をようやく実施しました。風は弱くベタ凪で視界も良く、最高のコンディション。城ヶ島の南沖ではカンムリウミスズメの親子を1組のほか、船上観察では初めて複数羽の幼鳥(4羽)を確認することができ、やはりこの周辺の海域が彼らにとって重要であることを確認しました。ほかにアシナガウミツバメ(神奈川県初記録)、コシジロアジサシなど船上ならではの海鳥も観察しました。
<観察された海鳥>オオミズナギドリ1000、ハシボソミズナギドリ5、アシナガウミツバメ1、アカエリヒレアシシギ9、コシジロアジサシ5、コシジロアジサシ?3、トウゾクカモメ?1、クロトウゾクカモメ?1、カンムリウミスズメ13など。ほか、ハナゴンドウ35、アオウミガメ(死体1)。
(写真は、左からアシナガウミツバメ、コシジロアジサシ、カンムリウミスズメ幼鳥。小田谷嘉弥氏撮影)
By 三鳥連, on 2018.01.15
私たちのグループではどなたでも参加できる海鳥観察会を毎年1~6月まで、月1回開催しています。観察会と言っても鳥のいそうな場所を探して動き回るというスタイルではなく、ただ磯に座って海鳥がやってくるのをひたすら待つだけです。何が出るかは毎回違いますが、ウミスズメやウトウの群が次々通過したり、トウゾクカモメの盗賊行為が展開されたり、カムリウミスズメがのんびり海面に浮いていたり、たまにアホウドリ類の雄大な飛翔が見れたり・・・と、普段なかなか見ることのできない海鳥の世界を都心からほど近い三浦半島の先端部で体験できるかもしれません。海鳥に興味のある方、海鳥が初めての方、どうぞ気軽にご参加ください。
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