穏やかな海で、カンムリウミスズメ最大9羽、ウミスズメ1羽、ウトウ2羽がかなり近くで浮いていました。 ウトウの顔の模様もはっきりとわかるぐらいの近さでした。 飛んでいく鳥は、全般的に不調でした。 他 ダイサギ1、クロサギ3+2、チュウシャクシギ1
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穏やかな海で、カンムリウミスズメ最大9羽、ウミスズメ1羽、ウトウ2羽がかなり近くで浮いていました。 ウトウの顔の模様もはっきりとわかるぐらいの近さでした。 飛んでいく鳥は、全般的に不調でした。 他 ダイサギ1、クロサギ3+2、チュウシャクシギ1 天候の条件は悪くなかったですが、種数・個体数とも寂しい結果となりました。カンムリウミスズメはすべて単独で浮いていました。(時間差はあるものの、同一個体の可能性も有り) カンムリウミスズメは割と近くに2羽が浮いていて、ウトウとアビ類は多く飛びました。クロガモは全て雄。オオハム2羽はシロエリオオハム1羽と一緒に飛んでいたため同定できました。他ツバメ、イワツバメ9、コサギ1。 朝は雨も霧雨程度で波風も大したことはありませんでしたが、9時前後から急に風雨が強まり荒れてきました。アカアシミズナギドリ、ハイイロミズナギドリを初認。3/18に事故のあった貨物船沈没の影響とみられる腹を油曝したオオミズナギドリが1羽飛んでいました。荒れた海でも海面に浮いたり、ちょろちょろ飛んでいるカンムリウミスズメを頻繁に目撃しました。ほか、ウミネコ、オオセグロカモメ、コチドリ など。 三浦市沖で3月18日に発生した貨物船同士の衝突事故で、沈没した船から燃料の重油が流出している問題で、23日、当会メンバーらが三浦市と横須賀市の一部の海岸線で被害状況の確認調査を行いました。その結果、三浦市の剣崎から雨崎周辺にかけての海岸部で油の漂着とウミネコなど複数の海鳥で羽毛への油の付着が認められました。いずれも今回の事故で流出した油が原因と見ています。 この中には、三浦半島へ渡ってきたばかりか、渡り途中のコチドリにおいても油の付着が認められました。調査した海岸沿いの海上では当日、シロエリオオハムなどのアビ類、ウミウなどのウ類、ウミアイサなどのカモ類、カンムリウミスズメなどのウミスズメ類など、普段海面に浮き、潜水して餌をとる海鳥類が多く観察されており、これらへの被害が懸念されています。 沈没した船からの重油の流出は続いているとみられ、今後も風向きや潮流によっては被害が拡大する可能性もあります。三浦半島沿岸で油の付着した海鳥や死体を観察された場合は、付着の程度とともに場所と種名を記録して、当会へ連絡いただくようお願いします。 3月の定例観察会でした。 カンムリウミスズメが結構近くで浮いていました。 アビ類、ウミアイサ、ウミスズメ、ウトウが目立ちました。 他 オオハム?3、クロサギ、ハヤブサ、ジシギsp.等 |
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