7時台まではハシボソミズナギドリが多く、最大で100羽ほどの群れが何度も通過していった。 風も波も収まりハシボソミズナギドリもほとんど通過しなくなった8時半頃にオオトウゾクカモメが伊豆半島方向から出現し今季初のトウゾクグランドスラム(トウゾクカモメ類4種を観察)を達成。
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7時台まではハシボソミズナギドリが多く、最大で100羽ほどの群れが何度も通過していった。 風も波も収まりハシボソミズナギドリもほとんど通過しなくなった8時半頃にオオトウゾクカモメが伊豆半島方向から出現し今季初のトウゾクグランドスラム(トウゾクカモメ類4種を観察)を達成。 今日は日本野鳥の会神奈川支部の城ケ島探鳥会でした。 日本晴れ。終始、富士山がきれいに見える。風はなく海面はベタ凪。遠くにカンムリウミスズメが浮いているのが見えた。海鳥は遠く少なかったが、時間帯に関係なく10羽前後のハシボソミズナギドリの群が度々通過した。9時頃から南寄りの風が吹き出す。昼前にシロエリオオハムの生殖羽個体が近くを飛んでいった。識別できたトウゾクカモメ類は早朝に飛んだクロトウゾクカモメ1羽のみ。ほかに、アオサギ3、ダイサギ2、クロサギ3、コチドリ2、キアシシギ2、チュウシャクシギ5、サシバ2、ハヤブサ1、ツバメ5、リュウキュウサンショウクイs、ジョウビタキ1、ゴンドウクジラ類30~50など。 6:20頃まではオオミズナギドリがかなり多く、一分間に250羽が左向きに流れていた。その後は落ち着き、時折ハシボソミズナギドリが混じる。 波も低く穏やかな海面だが、昨日多かったウミスズメ類はほとんど見られなかった。 その他にクロサギ5、ツバメ4、ダイサギ20。 ダイサギは8-2-7-3の群れで海上を飛んだ。 いずれもブイ方向で発見し、最初の8羽は房総方向へ。その他は相模湾方向へ向かった。 クロサギは初列風切に欠損のある個体を今日も確認。 曇りで薄暗く、朝は時折雨が降る。 ウミスズメ類が好調で、6.7時台に多く飛んだ。全て左向きで、カンムリウミスズメ44羽、ウミスズメ5羽、識別不能のウミスズメ類33羽が記録された。 穏やかな海況だった為、近くで浮くカンムリウミスズメも観察できた。 それぞれの内訳→カンムリ(1×1、2×10、3×2、4×1、5×2)。ウミスズメ(2×1、3×1)。ウミスズメ類(1×2、2×1、3×3、4×2、10×1)。 他にツバメ6、サンショウクイS1、クロサギ8、イルカ類2。 クロサギは、①左初列風切に欠損がある個体②左次列風切に欠損がある個体③羽に欠損の無い個体の最低3個体がおり、期間限定で個体識別ができる。 今日は個体①2回、個体②1回、その他5回が観察された。 雨と20m/s以上の南西強風で時化模様。視界不良で1㎞先は見えていなかったが、海鳥はすべて岸近くを飛んでいた。ハシボソミズナギドリが多く、8~9時台は10羽前後の群が次々通過、アカアシミズナギドリも単独で時々通過した。オオトウゾクカモメは初認。翼先の白斑が鮮烈でした。ほかに、キョウジョシギ1、キアシシギ1、キョウジョシギ1など。 視界は非常に良く、遠い鳥も発見できてしまう。シロハラトウゾクカモメは多かったが、ほとんどが遠かった。海面より少し上を2羽で飛び、時々ひるがえって海面に降りてすぐに飛び立つ行動をよく目にした(これは本種がよく見せる行動)。カンムリウミスズメは岸近くに浮いていたらしい個体が飛んでいるのを数回目撃した。ほかに、ムナグロ1、キアシシギ1、チュウシャクシギ1など。 遠くは白く霞み、比較的近い鳥を中心に捜索。 期待していたトウゾクカモメ類は少なかったが、現れた2羽はどちらも近く堪能できた。 ハシボソミズナギドリは1羽か2羽で、群れは見られなかった。 今季これまでほとんど観察されていなかったカンムリウミスズメが好調。4-2-2で3回観察できた。 他にクロサギ1。 4月の定例。北東の強風で寒い。鳥果もお寒い。オオミズナギドリは北風の割りに多く、珍しくW基調(相模湾奥側への移動が主)。8時すぎにクロトウゾクカモメが猛然とウミネコにアタックし1発で仕留める様子を観察。その約1時間後にもウミネコにアタックするのを見たが同個体の可能性もある。ほかに、キョウジョシギ1、チュウシャクシギ8、ツバメ6など。 強風に吹き寄せられてオオミズナギドリが海岸近くで多数飛び回るなか、アカアシミズナギドリ、シロハラトウゾクカモメ、トウゾクカモメなどが通過していった。 観察されたトウゾクカモメの内、1羽は第2回夏羽。 |
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