午後から雨になる曇りで富士山は見えず。大島・伊豆半島は一部シルエットが見える程度。ブイは向こうまで見える。当初南南西の風が弱く吹き、その後弱くなったが、8時前から次第に強くなり、最後の方は望遠鏡の視界がぶれるほどになった。
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午後から雨になる曇りで富士山は見えず。大島・伊豆半島は一部シルエットが見える程度。ブイは向こうまで見える。当初南南西の風が弱く吹き、その後弱くなったが、8時前から次第に強くなり、最後の方は望遠鏡の視界がぶれるほどになった。 前夜からの南風予報は外れ、期待の薄いコンディションとなった。 晴れているが視界は悪く、大島・伊豆半島・江の島は影すら見えず。 ブイはぼんやり見えるが、見えている鳥はせいぜい2~3㎞といったところか。 早朝はオオミズナギドリが多く、何か混じらないかと集中して見るが何もなし。 5:35に伊豆半島先端付近(見えないが)でアジサシ類を発見。狩りをしていたようで急降下しロスト。 6:00頃には江の島方向にオオミズナギドリの鳥山ができた。数は180羽程と控えめだが、この鳥が乱舞する姿は何度見ても良いものだ。 その後も特に変わったものは見られず6:30終了。 その他クロサギ1(特徴無し)、ツバメ2。 風向きも時間帯も海鳥観察に適しているとは言えないが、雰囲気だけでも味わえればと思い観察。 案の定オオミズナギドリは遠くをパラパラと流れている。 10:30頃からハシボソミズナギドリが近くを飛ぶようになり、時折オオミズナギドリも混ざる。 ハシボソは12:10頃に40羽の群れが通過し、その他は1~7羽で通過した。 13番ブイ付近で数羽浮いているのも観察できた。 何かを食べる様子は無く、しばらくすると飛び立ったので休憩中か? トウゾク類は遠くても何かしら飛んでくれたら嬉しいなと思っていたが、トウゾクカモメがかなり近くを飛んでくれて大満足。 アジサシは7と5の群れが通過し、その他にアジサシ類6羽がオオミズナギドリの鳥山の中で採餌していた。 南西強風のため、いつもより後退した場所で観察。朝のうち曇、10時頃より小雨、11時半頃より雨。視界は良くない。オオトウゾクカモメを皮切りにトウゾクカモメ類4種が岸に近い海上を東進していく。ハシボソミズナギドリ、カンムリウミスズメも前日に続いて多数をカウントした。 2日間南西の風が吹き続けた城ヶ島。 トウゾクカモメ類が好調で特にシロハラトウゾクカモメは最大7羽の群れで通過するなど個体数が多かった。トウゾクカモメは距離は遠かったもののオオミズナギドリへの盗賊行為を観察。クロトウゾクカモメは西方向の海上で発見した個体がどんどんとこちらに近づいてきて最終的に我々の真上を通過していき、これには観察者一同から歓声が上がる。最後にオオトウゾクカモメが向かい風をもろともしない力強い飛翔で通過していき4種達成。 その他にはカンムリウミスズメが3桁を超え、1~4羽ほどの群れがひっきりなしに相模湾内から南へと飛んでいった。 オーストンウミツバメは早朝に相模湾内から南方向へ波間に隠れながら飛翔。 他にもアカアシミズナギドリやカツオドリもあらわれ、この時期に観察することができる種がほとんど出現した忙しい観察となった。 薄曇りで富士山も頂上部分しか見えないが、望遠鏡で見れば、裾の建物などはよく見える。大島も同様。ブイの向こうまで見える。終始南西の風が吹いていたが途中から強くなり、最後の方は望遠鏡の視界がぶれるほどになった。 オオミズナギドリとハシボソミズナギドリは15-30分程度の間隔で数に変化があった際に1分間計測し、その間の時間をかけた推計値。 ハシボソミズナギドリは8時台になって、100-150くらいの塊が岸近くからはるか沖合までにわたって次から次へと東方向に飛んでいたが、9時を過ぎると全く飛ばなくなり、その後1時間半で5羽、とまで激減した。 7時台まではハシボソミズナギドリが多く、最大で100羽ほどの群れが何度も通過していった。 風も波も収まりハシボソミズナギドリもほとんど通過しなくなった8時半頃にオオトウゾクカモメが伊豆半島方向から出現し今季初のトウゾクグランドスラム(トウゾクカモメ類4種を観察)を達成。 今日は日本野鳥の会神奈川支部の城ケ島探鳥会でした。 日本晴れ。終始、富士山がきれいに見える。風はなく海面はベタ凪。遠くにカンムリウミスズメが浮いているのが見えた。海鳥は遠く少なかったが、時間帯に関係なく10羽前後のハシボソミズナギドリの群が度々通過した。9時頃から南寄りの風が吹き出す。昼前にシロエリオオハムの生殖羽個体が近くを飛んでいった。識別できたトウゾクカモメ類は早朝に飛んだクロトウゾクカモメ1羽のみ。ほかに、アオサギ3、ダイサギ2、クロサギ3、コチドリ2、キアシシギ2、チュウシャクシギ5、サシバ2、ハヤブサ1、ツバメ5、リュウキュウサンショウクイs、ジョウビタキ1、ゴンドウクジラ類30~50など。 6:20頃まではオオミズナギドリがかなり多く、一分間に250羽が左向きに流れていた。その後は落ち着き、時折ハシボソミズナギドリが混じる。 波も低く穏やかな海面だが、昨日多かったウミスズメ類はほとんど見られなかった。 その他にクロサギ5、ツバメ4、ダイサギ20。 ダイサギは8-2-7-3の群れで海上を飛んだ。 いずれもブイ方向で発見し、最初の8羽は房総方向へ。その他は相模湾方向へ向かった。 クロサギは初列風切に欠損のある個体を今日も確認。 曇りで薄暗く、朝は時折雨が降る。 ウミスズメ類が好調で、6.7時台に多く飛んだ。全て左向きで、カンムリウミスズメ44羽、ウミスズメ5羽、識別不能のウミスズメ類33羽が記録された。 穏やかな海況だった為、近くで浮くカンムリウミスズメも観察できた。 それぞれの内訳→カンムリ(1×1、2×10、3×2、4×1、5×2)。ウミスズメ(2×1、3×1)。ウミスズメ類(1×2、2×1、3×3、4×2、10×1)。 他にツバメ6、サンショウクイS1、クロサギ8、イルカ類2。 クロサギは、①左初列風切に欠損がある個体②左次列風切に欠損がある個体③羽に欠損の無い個体の最低3個体がおり、期間限定で個体識別ができる。 今日は個体①2回、個体②1回、その他5回が観察された。 |
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